ハイパーメディア研究会1月定例会・報告

「レポート4:内田則政・宇佐美亘」

<タイトル>
教育番組とネットワーク

<講演者>
内田則政(ベルデ企画)ハイパーメディア研究会運営委員
    nuverde@verde.co.jp
宇佐美亘(NHKエンタープライズ21)ハイパーメディア研究会世話人
    w-usami@sch.nhk.or.jp



1.教育TVとマルチメディアに関するプロジェクト
  『人と森林』1990年
    ハイビジョン番組をベースとしたマルチメディアの制作
  『ふくむろ環境学会』1993年
    子どもたちが作るマルチメディアデータベースとハイビジョン番組
  『ハイビジョン静止画利用』1994年
    ハイビジョン番組の静止画とハードコピーの授業利用
  『環境・地域学習ネットワーク』1995年
    子どもたちが作るマルチメディア発表とネットワークによる交流

2.『環境・地域学習ネットワーク』の仕組み
  A.参加校・テーマ
   豊橋市立羽根井小学校(4年生)・豊橋市の水環境を中心とした地域学習
   横浜市立本町小学校 (4年生)・社会科学習の中のネットワーク利用

  B.ネットワークシステム(Firstclassを利用)

   NHK(ベルデ)サーバ=====羽根井小サーバ--------校内クライアント
       |             *
       |
              ===本町小サーバ----------校内クライアント
       |
       |
              ===他校・NHK名古屋

    *校内クライアントソフト:DBC95(子ども用DBMS)、
                 キッドピクス、キッズスタジオほか

  C.学習活動の様子
   ビ デ オ:『水の流れにふるさとが見える』1995.11.12放送
   プレゼンテーション:DBC95内に蓄積された子どもたちのスライドショー

3.学習ネットワークの位置づけ
  A.学校間交流の効果
   ・子どもたちの素朴な好奇心
       →共通のテーマ意識と学習への広がり
   ・教師の経験交流

  B.教育番組との関連
    番組(ハイビジョン)からの情報  |  |・どの情報にも自由にアクセス
    自分の(クラスの)学習活動    | →|・情報入手ルートの平等化
    他校の学習活動        |  |・情報からの刺激と追求行動の連鎖
    他の情報収集手段       |

4.メディアとネットワークの役割
  A.ネットワークの自由度は子どもたちの活動能力をうわまわる
    「必要な情報をどうやってみつけるか」
      既成メディアの役割
        →一次情報のフィルターとしてのメディア(TV番組、活字媒体)

      Internetの中に期待される役割
        →整理された情報DBとしてのWWWホームページ

  B.情報を循環させるメディアとしてのネットワーク
    「情報発信者と受信者の両義性」
      教育現場では:メディアの特性を利用した使い分け
        →ハイビジョン放送・CATV・Internet etc.

      メディア側から:視聴者の反応が新たな番組を生み出す種となる
        →Internetを通じた視聴者情報収集

C.Internet上の教育サービスの可能性
  TV番組との連携
        →データ放送・Internet等による番組付加情報の提供

    公的機関・企業内情報蓄積の活用
        →社会貢献としてのデータベース提供


Back to Home page of HMW!